初心者のためのジオメトリノード その4 円形カーブ配置

blender

これまでは配置するインスタンスがICO球(前後左右がないObj)でした。
今回はBlenderおなじみのオブジェクト、スザンヌ(前後左右があるObj)もので、円形カーブ上でインスタンスを自由な角度で配置する~をやってみようと思います。

色々とやり方がありまして、自分で試してみた感じこのやり方が楽で自由度が高いかなぁと思い紹介します。もしかしたらこの方法や接続が自分の理解力不足のために根本的に間違っているかもしれません。あらかじめご了承の上、試していただけますと幸いです。

円形カーブ上にスザンヌを配置

オブジェクトとして配置したスザンヌを、ジオメトリノード上で生成したカーブ円状に配置しています。数は26。ご覧の通り、全部のスザンヌがこちら(同じ方向)を向いています。
これを期待した方向に調整したいと思います。

インスタンス(スザンヌ)を外側に向くように配置

突然複雑なノードが増えて混乱したかもしれませんが、”ポイントにインスタンスを作成”の『回転ソケット』にカーブタンジェント→ベクトル回転→オイラーをベクトルに整列を接続します。
オイラーをベクトルに整列の係数を1に、ベクトル回転の座標軸Z(?)の数値を1に。

これですべてのスザンヌが外側に向きました。 ベクトル回転の『角度』を変更するとスザンヌが向く方向が変わります。

インスタンス(スザンヌ)を内側に向くように配置

スザンヌを内側に向けるには、180度回転。
つまりベクトル回転の角度に180を設定してください。

インスタンス(スザンヌ)を時計回りに向くように配置

反時計回りで配置したい場合は、ベクトル回転の角度を270に設定。

インスタンス(スザンヌ)を反時計回りに向くように配置

反時計回りで配置したい場合は、ベクトル回転の角度を90に設定。

他にもオイラーをベクトルに整列のXYZ、係数、などをいじってみると色々と揃える方向などを調整できると思います。(項目により、かなりクセはありますが)

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