クリスタの3DとBlender

blender

まず最初に…

クリップスタジオでも3D使えるのに、なんでわざわざ3Dソフトなんて使うの?

って方も多いと思いますので…。

まず『2つの立方体と床』を置きます。
このモデルをクリスタに持っていってLT変換すると…

こんな感じ(雑な加工&調整で失礼)

見て分かる通り、光が立方体に当たりその立体感は影を落としますが、立方体自体が作る影が床や隣の立方体には落ちません。
おそらくクリスタの3D思想としては、

・モデルを変換して輪郭と立体感を出す。
・影は作者さんのトーンワークに委ねる。

なのではないかと。
(もしかしたら普通に影を出す設定ができて自分が知らないだけかもしれません。もしそうでしたらスミマセン…^^;)

対して3Dソフトでは…

blenderなどの3Dソフトで同じモデルを使用。

グレーの立体感&影と輪郭を描画し、それをクリスタに持っていってトーン変換ほか~などちょいちょいと加工すると…

こんな感じ。

ちょっと作業が雑で綺麗に見えていませんが、言いたいことは伝わるかと。

床面&小箱に影が落ちているのが分かるかと思います。

 

これを好むか好まざるか(計算が落とす影が絵的に見栄えするか)という点はありますが、個人的にはきちんとした影が出てくれたほうが綺麗だし何より楽なので(笑) こちらのが好きかなと。

…例えば上記の様なシンプルな図形だと影を描くのも苦はないのですが、俯瞰の街並みが落とす影とかは結構面倒くさいかなと。

…とはいえ、上記の加工も多少の手間と慣れが必要なので、「おっいいじゃん。すぐやろう!」では出来ないかもしれません。 少しblenderを覚えたらいけるのではないかなと。

 

そして当然ながら、モデリングを覚えれば好きな形が自由に作れますし、上手く作れば(重要)モデルの使い回しも出来ます。

使い方は結構広がるのではないでしょうか?

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