その1では縦(Z軸上)に伸びたライン上に10個の球を配置することが出来ました。
さて今度はそのまま横に発展させてみましょう。
先程の縦に伸びた10箇所のポイント上に、今度は横に伸びるラインを配置してみます。
考え方としてはシンプルに、その1ではICO球を設定した”インスタンス”という部分に、横方向のラインを設定してやる~というイメージです。
こんなイメージ。そしてノードは”インスタンス”に入る部分にメッシュライン~ポイントにインスタンスを配置の構造をそのまま入れてやるだけです。 そうするとノードはこうなります。
メッシュラインはその1同様に10個に分割されそこにICO球を配置する~という設定になっていますので、実行画面はこんな感じに。
ポイントは、下段のメッシュラインはオフセットの部分がY軸に1mと設定してあることです。
縦に10等分したラインのそれぞれのポイントから横方向にラインを伸ばし、10等分したところにポイントを設定してICO球を置く~という事をやっています。
いかがでしょう?この形が想像できましたか?
さてこうなったら次にやることは…想像できますね?
今度は先程伸ばした横方向のラインから同様に奥行き方向に向けてラインを配置しようと思います。
ノードは更に同じものを設定させてやるだけです(一種の入れ子状態)
※オフセットの値が今度はXが1mになっている点に注意。
そうすると結果は…
ちょっと分かりにくいかもしれませんが、x,y,z方向にそれぞれ10個ずつICO球を配置された計1000個の球がCube状になったものが出来ました。
いかがでしたか?どんな案外簡単な考え方(どんな形で)配置するかを組み合わせるだけで、複雑な物ができる事が分かってもらえたかと思います。
最後にもうひとつ。 ノードをこんな感じに…各x,y,z軸方向の『数』をグループインプットにつなげてみましょう。 こうすると簡単に外部から数値をいじれるようになります。
モディファイヤープロパティのところに繋いだインプット欄(3つの”数”)が発生し、これらを増減させることで簡単に配置を操作できるようになります。
この『グループ入力につなぐ』というものも今後とても重要になってくるので覚えておきましょう。
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